ヒラリラーのブログ

ゲームレビュー・旅行記ブログです

2022年5月飛行機禁止沖縄旅行(後半)

どうも!大分間が空いてしまいましたが前回に引き続いて飛行機禁止沖縄旅行の後半戦を書いていきたいと思います。

前回は鉄道と船を乗り継いで沖縄の本部港に上陸したところまでを書きましたが、今回は沖縄に着いてからの旅行について書いて行きます・・・つまり残りは普通の旅行記ですね。

ちなみに帰りは普通に飛行機で帰りましたのであしからず~

前回の記事はこちらになりますので、まだ見てない方は先にこちらをどうぞ!

hirarira.hatenablog.jp

 

4日目:沖縄上陸後

夕方の16時頃に沖縄の本部港に到着したわけなのですが、乗降の客がいるとはいえ客船ターミナルは結構閑散としており、あまり沖縄に到着したという感覚はありませんでした。

その前に船の出港を見送ったのですが、小雨が降っており録画しながらだったので少し濡れてしまいました。

ここからホテルまではバスを使って移動したのですが、バスで直接ホテルまでは迎えずに道中から1kmほど重い荷物を背負っての登り坂を歩く必要があり、沖縄について早々疲労困憊でしたね。沖縄ということもあり鹿児島より暑くて湿度も高かったため結構キツかったです。

宿泊したのは「ホテルマハイナ」と呼ばれるリゾートホテルでして、GWの時期にも関わらずなんと1人3600円で宿泊できました。この値段でこのクオリティ本当にいいのかなあって気分でずっと過ごしてましたね。(ただし18時チェックイン9時チェックアウトの素泊まりプランではあるが・・・)

この日の夕食は隣の施設であるハナサキマルシェの中にあるお店で食べました。他の二人はタコライスを食べていましたが、タコライス果たして食べられるのか自信がなかったので日和ってしまい本土でも食べられるラーメン+餃子セットにしてしまいました。

食後はハナサキマルシェの当たりを少し歩きつつ、ホテルに戻って大浴場に入り、その後コインランドリーで前半戦で溜まった洗濯物を洗ったりしつつホテルでのんびり過ごしていました。

結構広いリゾートホテルなのでサウナちょっと期待しちゃったんですけど、普通に湯船が一つだけの大浴場でしたね。けど露天風呂っぽい雰囲気だし広かったのでまあ不満はなかったですね。

5日目:美ら海水族館+ビーチで海水浴

この日が沖縄旅行のメインの日となります。それに合わせて旅程もギチギチに詰まっていて朝9時にはホテルをチェックアウトして行動しないと間に合いません!そういった意味では9時チェックアウトプランはちょうど良かったですね。

同行者はホテルの朝食を食べていたみたいですが、結構お高いのと昼も食べる予定なので私はスルーしました。

(ちなみに私は基本朝は食べずに昼夜の一日二食生活で過ごしてます)

美ら海水族館

最初に向かったのは沖縄の水族館といえばここ!というべき美ら海水族館に行きました。

美ら海水族館って那覇の方にあるのかと調べる前は思っていたのですが、結構北部にあるって知って驚きましたね。そこから北部と南部で1日ずつ観光しようって旅行の骨格が決まったんですけどね。なので当初は船も那覇まで乗る予定でした。

この美ら海水族館はバスを降りた所から結構離れており、バスが不便というよりかは美ら海水族館の敷地が広すぎて園内移動にミニバスみたいなのが運行されているレベルでしたからね。

去年沖縄の水族館を舞台にした白い浜のアクアトープを見てまして、作中の水族館であるティンガーラと被るところがあったので、別に聖地ではないとは思うのですがプチ聖地巡礼みたいな気分になって感傷に浸ってました。

館内はいろいろなコーナーが有って一つ一つは細かく覚えていないのですが、サメに特化した部屋がありまして、人の背丈くらいの巨大なサメが目の前をすーっと泳いでいるさまはなんだか不思議でしたね。口閉じてて牙も見えないのでちょっと愛嬌を感じるくらいでした。

あとは大水槽にも見ましたが、巨大なエイや体長10mのジンベイザメが泳ぐさまはやはり圧巻でした。ここまで水槽が巨大だとガラスの厚さも1mクラスになるようで角のところを観察するとガラスの屈折で泳ぐ小魚が無に消えて無から生まれるように見えてちょっと面白かったです。

それからクラゲやサンゴの展示もやってまして、サンゴって幼生は海中を漂うプランクトンなのは知ってたんですが生で見たのは初めてでした。すぐに大きくなっちゃうのではと思ったのですが、これ全部死骸でホルマリン漬けにされてたのでそれもちょっとビックリしましたね。

美ら海水族館の中でちょっとお土産も買いまして、そのまま食事となったのですが屋台でタコライスと美ら海サイダーを買って食べることとしました。タコライスは昨日の夜に同行者が食べてるのを見てやっぱ食べればよかったなあと思ったので決めたのですが、意外と美味しかったですね。これなら普通のタコスも食べられるかもしれません。

エメラルドビーチ

少し休憩した後に本日一番のお目当てであるエメラルドビーチに移動しまして、コインロッカーに諸々荷物を入れた後にいよいよ遊泳!普段プールで泳ぐときには深くても1.5mくらいだったので、自分の背丈より深いところで泳ぐというたけで新鮮でとても楽しかったです。

海で泳ぐのは10年以上前に房総半島の海で泳いだことはあるのですが、海は汚いはクラゲがいるはで散々でしたし、4年くらい前に阿字ヶ浦で泳いだこともあるのですが、あそこは人も少なく透明度も高かったので満足でしたね。今回の沖縄の海は阿字ヶ浦よりも透明のように感じられました。あとは泳いだのはGW中の5月上旬だったので本当に泳げるか懐疑的だったのですが、はじめ海水に浸かる時には冷たかったのですが普段サウナで入っている水風呂よりは温度は高いので水風呂だと思って入るとすんなり入れ、肩まで浸かってしまうと温度になれてしまいましたね。

その後はひたすら海で泳いでまして、遊泳できる限界のラインまで進んでは水中を潜りなら泳いだりして沖縄の海を満喫したのですが、この後もスケジュールが控えているので30分くらいしか泳げなかったのでちょっと悔やまれますね。ここで泳いでるだけで半日くらいは潰せそうな勢いで楽しかったです。

エメラルドビーチにはここ遊びの浜・憩いの浜・眺めの浜の3つがあるのですが、眺めの浜はウミガメの産卵用にクラゲ除けネットが貼ってないので遊泳禁止でしたし、憩いの浜は子供向けプールみたいな形で水深がとても浅く、奥の方には水草が繁殖してたので少しだけ泳いでみましたが、泳ぐには適さないところでした。

ネオパークオキナワ

一旦ホテルマハイナに戻り荷物を回収した後、ネオパークオキナワに移動しました。途中のバス停から降りて2kmくらい歩く必要があったのですが、海で泳げるくらい暑さの上湿気が高く限界だったのでマスクを外して歩いてたら風にマスクが飛ばされちゃうというトラブルが発生しまして、運悪く予備のマスクはコインロッカーに預けた荷物にあるし、ノーマスクで施設入るの憚られるよなあと困ってたのですが、なんとかネオパークオキナワでマスク買えたので事なきを得ましたね。

ネオパークオキナワはメインは動物園なのですが、園内を一周するミニ軽便鉄道も走っていまして、こっちの方を目的に訪問しました。軽便鉄道が運行するまで時間があったので園内を少し散策していたのですが、スナネコがめちゃ可愛かったです。

屋外にも大量の鳥が放し飼いにされてて触れ合えるようになったりとなかなか面白いシステムになってたのですが、時間になってしまったのであまり深くは見ずに軽便鉄道に乗車しました。
軽便鉄道は単に園内一周するだけではなく、要所要所で止まっては動物の解説とかが入るのが面白かったですね。途中で止まったタイミングで動物に餌やりできたりするシステムなのも良かったです。

名護駅

名護駅の隣には戦前の沖縄軽便鉄道のミニ資料館が併設されてまして、戦前の軽便鉄道の様子とか、当時使われていた機関車の模型なんかが展示されていました。

帰りは行きと同じくバス停まで歩こうかと考えていましたが、なんと無料送迎バスがあることが判明しそちらを利用しました。ただ、荷物を預けている名護バスターミナルは経由しないため、最寄りの名護市役所まで乗車した後バスターミナルまで徒歩で移動と言うかたちになり、結果的には歩く距離は変わらないというオチが付いています。

ただ、ネオパークオキナワまでの道は坂道だったのに対して、名護市役所からの道はほぼ平坦で歩道も整備されていたので、同じ距離でもこちらのほうが断然歩きやすかったです。でもあの湿気の高さと暑さで歩くのはしんどかったです。

那覇

高速バスで那覇へ!

名護バスターミナルで荷物を回収した後、名護~那覇間の高速バスに乗りまして、疲れていたためか寝てしまったらあっという間に那覇に到着していました。

大荷物を抱えていたのでまずは荷物を降ろしに宿に入ります。今日から2泊はホテルReTimeに泊まりまして、ここはカプセルホテルがベースなのですが個室となるファミリールームもあるのでそちらに泊まりました。一人ですとカプセルの方が安いのですが部屋単位の値段になってくるので3人だと個室でもあまりトータルでは変わらないというマジックがあるんですよね。

部屋の構造も面白くて1階と2階に分かれており、はしごを使って2階まで行き来するような形式で、2階部分は屋根裏の隠れ家みたいな構造で居心地良かったですね。天井が低いので中腰じゃないと移動できないのも屋根裏感あって良かったです。

屋根裏部屋

その後はせっかく沖縄まで来たので沖縄そばを食べに行きまして、帰りに変電所の敷地内に野良猫が群がってたので遠巻きに眺めながらホテルに戻り、ホテルのサウナに1時間位入ってから就寝しました。

沖縄そば

6日目:首里城沖縄平和祈念公園

首里城観光

沖縄到着してからは普通の旅行になりつつありましたが、この日はもう本当に普通の沖縄旅行の王道という感じで首里城沖縄平和祈念公園を巡って終わりという一日でした。

最初に宿を出て向かったのがゆいレールの終着駅であるてだこ浦西駅でして、この駅はまだ開発が進んでいないのか広大な敷地内に駐車場やらシェアサイクルポートやバス停とかがあって、この駅が更に東側領域の拠点になってるんだなあと実感できました。

その後は首里城に向かうのですが、首里城って駅降りて徒歩5分くらいかなーとぼんやり考えていたので、結局入り口まで30分くらい歩く羽目になっちゃって始まる前から疲労困憊でしたね。別に冬とか秋ならいいんですけど、初夏で湿度も高い中歩くのは昨日に引き続いてキツかった・・・

首里城は御存知の通り火災によって燃えてしまいまして、現在は再建工事の真っ最中になっていてあちこちで衝立が立ってました。

ただ、燃えてしまったのは本殿だけなので周辺施設などは残っていたのですが、ほぼ石組みの遺跡のようなものだったのでそこまで印象に残りませんでした。それよりも高温多湿で長い距離を歩き回ったのでしんどかったです。

有料エリアをぐるりと回った後に最後に守礼門を見学して首里城を後にしました。

平和祈念公園

その後は同行者と一時解散してゆいれーるで赤嶺駅へ向かいました。以前鹿児島旅行に行ったときにJR最南端の駅である西大山駅に行ったことがあるのですが、もちろん沖縄のほうが南に位置しておりまして、この赤嶺駅こそ日本最南端の駅となります。(ただし、西表島にロープウェーがあるので、それを鉄道としてカウントすると最南端にはならないみたいですが・・・)

赤嶺からは鉄道は無いためここからはバスで移動。直行便はないので途中の「糸満市場入口」バス停で乗り換えが必要となるのだが、ここでトラップがありそのまま降りたバス停に続行のバスが来るのではないのである。この付近はラウンドアバウトになっており、ラウンドアバウトを挟んだ反対側にバス停が発着するのだ。バス停がどこあるかわからずちょっと迷ってしまいましたがなんとか乗り継ぎも出来、無事に平和祈念公園へ移動しました。

平和祈念公園はまずは資料館が閉館1時間前だったので先にこちらを見学、中は撮影禁止だったので写真は残っていないが沖縄戦はもちろん、戦後の米軍統治時代の様子も紹介されていて興味深かったですね。

その後は沖縄戦で戦没した全ての人の名前が刻まれた摩文仁の丘を見学。思ったよりも敷地が広大で時間が全然足りずに最後は駆け足になってしまいました。

那覇

復路は行きと同じ道を戻りまして、バスとモノレールを乗り継いで旭橋まで戻ってきました。ここで一時解散していた同行者と合流しまして、本部港まで乗ってきたフェリーの終着点である那覇港を見学してきました。

・・・一応船は止まっていたのですが、2日経過していたので乗船してきた「クイーンコーラルプラス」ではなく最新鋭船である「クイーンコーラルクロス」の方が停泊してました。本来はプラスの方が新型船だったのですが、旧クロスが引退して新しい船に置き換わったので名前の逆転現象が起きちゃってるんですよね。

那覇港ですが、船の出発時刻は近くないのでフェリーターミナルの内部は閑散としていました。(これは当たり前か)

沖縄最後の食事

沖縄では5日目にはタコライス沖縄そば、6日目の朝にはじゅーしーと食べてきましたが最後はA&Wのバーガーを食べました。

一旦国際通りに移動してお土産を買い込んでから向かいまして、ルートビアと巨大なA&Wバーガーを食べました。A&Wバーガーはトマトにバンズにチーズも全部巨大で潰さないと食べられないくらい巨大でした。ルートビアもマイルドなドクターペッパーって感じで好きではないけど悪くはない味でしたね。

その後は宿入りして、夜遅くまでサウナに入った後熟睡しました。

7日目:旅の終わり

いよいよ長い旅の最終日。この日はもう帰るだけになります。

3日間滞在したReTimeをチェックアウトして那覇空港にやってきました。普段飛行機といえばLCCを使っているのですが、この日は連休明け初日だけあってPeachもJetStarもどれも軒並み高額になっていて、これならキャリアのJALでも同じような値段で買えることがわかり、JAL便を使うことになりました。

普段LCCに慣れていると荷物制限が厳しくないことや座席にモニターが付いていることやドリンクくれることが新鮮でしたね。特にモニターは現在位置だけでなく前方と下面カメラの映像が見られるのが面白かったです。

まあ、殆どの時間は旅行中に溜まっていたアニメをKindleで見ていたんですけどね・・・

東京から沖縄まで往路は寄り道しながらも約72時間かかったのですが、帰りはたった1時間半で帰れてしまうのが飛行機の威力ですよね。しかも往路は5万円くらいかかったのに復路は1万円ちょっとで帰れちゃいます。

羽田に戻ってから羽田空港屋上にあるテラスで少し飛行機をぼんやり眺めてゆっくりした後、東京モノレールに乗って東京駅まで戻りました。東京駅をサンライズで経ってから約一週間経って大きく一周して東京駅に戻ってきたなあ・・・と少し感慨深かったです。

そして東京駅で同行者と解散しまして、後はいつもの経路で帰宅しました。

これにて今回の旅行記はおしまいとなります。長々と前後編に渡り書いてきましたが、最後まで見て頂きましてありがとうございました!

これ5月に行ったのですが、なんだかんだグダグダしすぎて旅行記を書くまで4ヶ月近くかかってしまいましたね・・・それでは次は旅行記ではなくゲームレビューをしていこうかなと思います!

それでは、また!