ヒラリラーのブログ

ゲームレビュー・旅行記ブログです

ポケモンBDSP

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こんにちは。最近は旅行記の投稿が相次いでいたのですが本来はここはゲームレビューブログ・・・というわけで今回は最近ハマったポケモンBDSPについてレビューしていきます。

ポケモンBDSPは大分長くプレイしたので、プレイしてみての良かった点・悪かった点とポケモン図鑑コンプまでの軌跡について書いていきたいと思います。

さて、前回ポケモンのレビューを書いたのはLGPEの記事ですが、あれから1年も経っていないんですね。前回のLGPEは殿堂入りしてそのまま満足してしまったのですが、今回はその先としてトレーナーカードの星を4つにするまで進めてみました。

hirarira.hatenablog.jp

私とポケモンの歴史はピカブイの記事にて2004年のFRLGまでは書きましたが、リメイク元であるダイパ発売以降は中学生になったこともあって実はポケモン全然ハマらなかったんですよね。

ただ未プレイというわけではなく、一応パールを買って殿堂入りまではしたのですがその後が振るわずに図鑑完成を目指すこともなくそのままやめてしまいました。

そんな状態なので実はルビサファと違ってダイパにはあまり思い入れはなかったりするんですよね。次世代のBWもほぼ同様でゲーチスは倒したけどアデクは倒してないので実は殿堂入りしていないという始末。その反動からかBW2では結構ハマりまして、個体値厳選とか努力値振りとかやって10体くらいLv90に育てたりもしたのですが、図鑑完成という目標は持っていませんでした。

ちなみにその後はピカブイまでの間は熱が冷めてしまったのかサン・ムーンはそもそも購入してないし、ソード・シールドは買ってちょっと起動した程度という有様なんですよね。だからピカブイ以来人生3度目のポケモンブームが来ているような気がします。

さて、話が逸れましたが今回も良かった点と悪かった点を紹介していきます。今作は色々と言われていますが私はソード・シールドほぼプレイしていないため、それとの比較は出来ませんね。

良かった点

グラフィックの向上

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まずはピカブイの時にも書きましたがグラフィックの向上でしょう。リメイクをプレイするに当たってパールを引っ張り出してきてちょっとプレイしたのですが10年以上の間に2Dから3Dになり、DSからSwitchになったことで解像度も上がりました。

難易度設定

続いては歯ごたえのある難易度設定ではないでしょうか。前にプレイしたピカブイでは初心者向けということもあり意図的に低難易度設定になっていまして、基本的に相手よりレベルが高ければ勝利できますし、それでも勝てなければいくらでも簡単に経験値稼ぎをしてレベルをあげることができました。・・・経験値稼ぎについてはピカブイはちょっと特殊でしたけどねぇ・・・

今作も終盤まではそこまでは難易度が高いわけではありませんが、問題はポケモンリーグの四天王とチャンピオン戦ですね。そこまではピカブイと同じような感じで道中のトレーナーを全部倒していけば基本的に適正レベルよりちょっと上くらいで推移して、ジムリーダーも問題なく倒せるくらいの実力が身につくのですが、これが四天王になるとガクンと強くなります。単にレベルが高いだけではなく持ち物を持たせていたり、高個体値だったり、果てはAIもかなり巧妙で有利な属性のポケモンを使うことを想定して対策したり、ハメ技を使ってきたりと一筋縄ではいかないような作りになっています。

そしてその真骨頂こそシロナ戦ですね。


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初戦でシロナさんを撃破した時の様子を録画してまして動画にしたのですが、シロナさんよりも若干上のレベルで挑んだにも関わらずかなり苦戦してしまいました。特に切り札であるガブリアスのパワーは段違いで、初めて挑んだときにはガブリアスに4体瀕死にされて敗北されてしまいましたからね。

ポケモン総数が493匹

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全国図鑑完成の話になってしまうのですが、図鑑完成を目指していて493匹という数はルビサファの386匹よりは当然多いですが頑張れば集められるというギリギリの数でした。これが全世代のポケモンが最終的に出てきます!とかだったら最初から集めるという気にはならなかったでしょう。

殿堂入り前にはシンオウ地方ポケモン総勢150匹しか出てこないのですが、殿堂入り後には主に地下大迷宮にて続々と全国のポケモンが出てくるようになります。驚きなのはフシギダネやらヒコザルやら第四世代を含めて全ての御三家が野生で出てきてしまうんですよね。しかも地下はシンボルエンカウントなので何度もマップ切り替えをして試行回数を稼ぎやすく、また石像システムもあって大分地下でポケモンを集めやすくなっていたのが嬉しかったです。

ピカブイからシステムが戻った

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これは当然なのかもしれませんが、ピカブイではポケモンGOを意識して野生ポケモンとの戦闘が廃止されるというまさかのシステム変更があって最後まで慣れなかったのですが、幸いにもこれはピカブイだけのシステムのようで本作ではいつもどおり野生ポケモンと戦闘して経験値稼ぎが出来るようになっていました。ピカブイの時には稼ぎをするにもモンスターボールが必要だったので面倒でしたからねえ・・・

その後の世代では何度でも使えるわざマシンが1度きりになっていたのも嬉しかったですね。何度も使えるのは便利なのですが、強力な技をデパートで買うのが高額になってしまうので、旅の道中としては使い切りのほうが手軽に強い技を覚えさせられて便利でした。

サブイベントの充実ぶり

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殿堂入り前ではコンテストショーや地下大洞窟、殿堂入り後ではバトルタワーやハードマウンテンやら戻りの洞窟、更には1日1回のジムリーダーとの再戦などメインストーリー以外にもいろいろなサブイベントが用意されていますね。特に地下大洞窟は楽しくも苦しくもある場所で、特にポケモン図鑑をコンプするためならひたすら地下に潜ってはポケモンを捕まえ、あるいは石像やなぞのかけら集めのために壁を掘り進めたりしていました。プレイ時間の大半はここでの作業となるため楽しさ半分苦しさ半分・・・といった印象ですね。

コンテストショーについては本格的にプレイしたのが殿堂入り後なので、後編レビューのときに詳しく話していこうと思います。

悪かった点

キャラのデフォルメ化

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オリジナルのダイパではフィールド上で表現できるドットが限られていたのでミニキャラとして表示されるのは仕方のないことなのですが、本作ではやろうと思えばフィールド上でも等身大で表示することも出来たんじゃないかとおもいますね。現に今作の人気ヒロイン(?)ナタネちゃんもフィールド上ではこんな感じです。

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一方で戦闘中はちゃんと等身大で表示されますし、出来ればこっちをデフォルトで表示してほしかったなあと思いますね・・・ジムリーダーとかは殿堂入り後も再戦できるんですけど、通常のトレーナーだとバトルサーチャーを使っても再戦できない場合もありますからね。まあ可愛さ追求するならポケマスやれって話なのかもしれません(?)

秘密基地が全く楽しくない

ルビサファ時代には秘密基地に色々なトラップや家具を置いて、他のプレイヤーと共有したりして楽しかったのですが、今作では地下洞窟のポケモンの出現率を上げるために銅像を置くだけ。背景も洞窟だし石像を置くだけなので全然楽しくなく完全に実用的な施設となってしまいました。

道中のサポートキャラのその後が不明

ハクタイの森で一時的に仲間になるモミや、チャンピオンロードで仲間になるマイちゃんなど一時的に仲間になる可愛い子結構いるのですが、分かれてしまうとその後出会うことができずに今後どうしているかが不明なんですよね。

一応バトルタワーを勝ち進めば敵として再開できるっぽいのですが、もうちょっと気軽に話せるようになってほしかったですね。

 

ポケモン図鑑完成への道

これは本作に限ったことではなく、過去作でも同じようなことが言えるのですが出現条件が理不尽なポケモンが多くいました。大きく分けて別タイトル輸入系・自慢の裏庭系・ノモセ大湿原系・通信交換系・なつき進化系・大量発生系がありますが、この中で一番理不尽だったのが大量発生系なのですがこれはまた後述します。

別タイトル輸入系

これは赤・緑時代からの伝統的な別タイトルでしか出現しないポケモンでして、キャタピーやアーボ、ストライクなど地下大洞窟でしか出ないタイプや、エンテイスイクンみたいなハマナスパーク系などがあります。これはまあ友達と別タイトルを買えば解消する話ではあります。

自慢の裏庭系

自慢の裏庭では日替わり低確率で限定ポケモンが出現するのですが、これも楽な部類に入ります。というのも16種類しかおらず変更順番も決まっているので毎日コツコツやり続ければ半月でコンプリート可能です。

通信交換系

これも友達がいればそう難しいものではありません。エレブー・ブーバーが片方のタイトルにしか出てこないポケモンは多少難しいとはいえ通信交換に必要なアイテムは各タイトル1つだけなら比較的簡単に入手可能です。

ノモセ大湿原系

これは自慢の裏庭系の亜種ですが毎日決まったポケモンがローテーションするわけでもなく完全ランダムで入れ替わり、しかもどのポケモンが発生中かは双眼鏡で何回も見ないと分からないので厄介です。ただここでしか出ないポケモンはそこまで多くないので毎日粘り強くプレイしてれば半月くらいでコンプは可能でしょう。

キノココ・パラス・タマタマ当たりがラストまで残りましたね。

なつき進化系

エーフィ・ブラッキー・チリーン・クロバットカビゴンなどが該当。通常の旅パでは普通に進めるだけでなつき度がどんどん上がるのですが、全く懐いてないポケモンを進化させるようとするとちょっと厄介です。単純にレベルを上げるとなつき度が上がるので、極力低レベルで進化対象のポケモンを捕まえたり卵を付加させたりして、地下大洞窟でレベルを30くらいまで上げればなつき度が進化可能なレベルまであげられます。

あとはリゾートエリアのマッサージとか使ってもあげられますが1日1回きりなので短時間で一気に上げたいときには向いてないですね。

その他特殊タイプ

エビワラーサワムラーカポエラー

Lv20?時点で攻撃と防御が同じだとカポエラーに進化。大量のバルキーを卵から用意して攻撃・防御が同じくらいのバルキーを片っ端から育てまくれば全部揃えられます。

フワンテ

金曜日に谷間の発電所で出現するので捕まえるだけ。ですが週に一回しか出現しないので場合によっては一週間待つ必要があります。まあ他の難関ポケモンに比べれば楽な部類でしょう。

ヒンバス

ヒンバスルビサファ時代から入手が面倒なポケモンの典型例でした、ルビサファ時代では119番道路のランダムな6マスでしか釣れないというもの。BDSPでは捕獲スポットが日替わりではなく固定なのが救いなのですが、それでも1マスずつチェックする必要があります。

・・・まあROMのシード値を見つけてしまえば出現マスは特定できるツールはあるので、多少ズルではありますが楽に捕まえられる方ではあります。

ミカルゲ

ミカルゲも捕獲のためにかなり努力が必要なポケモンの一つです。体感的にはヘラクロスに続いて大変なポケモンでした。

気になる入手方法とはいうと地下大洞窟でNPCに32人に話しかけるというもの。一見簡単そうですが、広大な地下大洞窟にNPC40人が点在しているのですが地下に入るたびにNPCの位置がシャッフルされる上、同じNPCに2回話しかけてもカウントされないので後半になるにつれてどのNPCにまだ話しかけていないかが分からなくなってきます。

そのためスプレッドシートに話しかけたキャラの名前をひたすらメモして、重複してないモブに何人話しかけたかを確認しながら進めました。

これですらかなり面倒なのですが、オリジナル版ではすれちがい通信で他のプレイヤーを地下大洞窟に招待して32人に話しかけるという、田舎者お断りみたいな地獄の仕様だったそうですね。

ヘラクロス

これも厳密には「あまいかおり」系のポケモンなのですが、該当するポケモンエイパムヘラクロス・ゴンベの3匹だけ。あまいかおりの仕様はかなり極悪でROMごとに当たりの木・外れの木が設定されており、世界にランダムで4本だけ存在している当たりの木にあまいみつを塗って、6時間後にポケモンが出現するので低確率で出現というもの。

しかも出現するポケモンはあまいみつを塗った瞬間確定するので、捕まえる直前にセーブ&ロードしても意味はなし。そのためまず当たりの木を特定するところから初めて、特定できたらひたすら蜜を塗って待って調べてハズレの繰り返しです。

しかもその確率はエイパムが10%くらいで比較的何回か出てくるのですが、ヘラクロスは3.5%で何度粘っても出てこず精神的にキツかったです。

でもこれオリジナル版からは改善されていて、オリジナル版ではゴンベが当たりの木で1%の確率で出現だったのですが、BDSPでは地下大洞窟でも出てくるようになったので楽に入手できました。その代わりになつき進化でカビゴンにするのはちょっと大変でした。

ハマナスパーク

ハマナスパークというオリジナル版ではパルパークがあった箇所に過去の伝説のポケモンを捕獲できるスポットがあるのですが地下大洞窟で発掘したときに低確率で入手できる「なぞのかけら」を集めることで伝説ポケモンを召喚することが出来る石版と交換できます。

この「なぞのかけら」集めが結構面倒でして、数百回も地下に潜って発掘が必要なのですが、楽にやる方法としてはオンラインのマルチプレイで地下中央部でひたすら掘り続けると1時間で8個くらいは手に入ります。全部の伝説のポケモンを捕まえるには40個くらい必要なので5時間位地下で発掘作業を粘ると揃います。

まあ面倒ではありますが終わりが可視化される要素ではありますし、地道にやっていけば増やせるので精神的には楽な方ではあります。

大量発生系

実を言うとこれが一番キツかった。キツかったというのは手間が多いわけではなく場合によっては何ヶ月も待たなければいけないということ。
例の特定ツールで全てのポケモンが出てくる日を確かめたのですが、自分のソフトだけでは2ヶ月後、友達のソフトをあわせても1ヶ月後という結果に。つまりはあと1ヶ月はポケモン図鑑が完成しないのが確定してしまいました。

結局パッチールノズパス・ポッポとその進化系が最後のポケモンとなってしまいました。

そしていよいよポケモン図鑑が完成し、完成したときを動画がこちらになります。


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動画にもある通りこんな形で無事に全国図鑑も完成し、トレーナーカードの☆も4つになったところで今作のプレイも一区切りとしたいと思います。

実はこの記事は2ヶ月前くらいから書き始めたのですが、途中で詰まってしまって沖縄旅行記の後の公開となってしまいました。
続いては沖縄旅行記の後編の記事を書く予定ですが、その次はこの前クリアしたクロノトリガーについてちょっと書くかもしれません。

まあクロノトリガーは初見プレイではなく10年越しにSteamで再プレイしたので、昔プレイしたときと比較してみて感想を書いてみるのも悪くないかもしれません。

それではまた!次の記事でお会いしましょう