ヒラリラーのブログ

ゲームレビュー・旅行記ブログです

メイドインアビス 闇を目指した連星 DEEP IN ABYSS モード

お久しぶりです!

前回もしかしたらDEEP IN ABYSS モードは分割になると予告しましたが、結局ボリュームは凄いあったのですが、途中経過を書かないままクリアしてしまったので最後まで通しで書いていこうと思います。

さて、HELLO ABYSS と違い今回はレグや武器耐久値無限というチートがない状態で真のアビスに挑んでいくことになります。

今まで平然と使っていたレグくんの有り難さが身にしみる序盤から、冒険に熟れてきてイベントでお助けキャラが入ってもあまり有り難くなくなる中盤以降まで一気に駆け抜けて行こうと思います。

前回のHELLO ABYSS 編の続きとなっておりますので、見てない方は先にこちらをどうぞ

hirarira.hatenablog.jp

ちなみに全編に渡ってネタバレを含みますので、未プレイ・プレイ中の方はお気をつけください。

さてさて、DEEP IN ABYSS モードはオリジナルのロリっ子探窟家を作って、その子を主人公として探窟を進めていくことになります。

実はこのモードがプレイ前から一番の楽しみにしておりまして、メイドインアビスはレグとリコ・ナナチを中心としたストーリーも素晴らしいのですが、同じくらい世界観も素晴らしくて、こう素晴らしい世界観を自分だけのオリキャラを作って冒険していくというのが夢だったんですよね。

ちなみにもう一つSAOの世界もオリキャラ主人公で自由に冒険できるアインクラッドVRみたいなの出来てくれないかな―って思っています。

それで今回作ったオリキャラとして・・・赤髪の少女ミランダで冒険をしていこうと思います。オリキャラということでバックボーンを勝手に作りますと、外国で孤児として産まれ、奴隷として売り飛ばされそうになったところを命からがら逃げ出し、このアビスの噂を聞いて探窟家になるためオースに辿り着いたというバックボーンを持つ少女となります。

そんなミランダちゃんですが、リコ先輩のように初めからラストダイブというわけではなく、初めは他の同期見習い探窟家やジルオくんの指導の元探窟家としての腕を磨いていき、赤笛→蒼笛→月笛→黒笛そして最後は白笛まで成長していくサクセスストーリーとなります。

というわけで、それぞれの笛ごとに区切ってミランダちゃんの成長ストーリーを見ていきましょう。

赤笛編

最大の敵:重力

赤笛では1層まで冒険することができます。HELLO ABYSS モードでは2層まで冒険したから余裕!・・・と思っていたのですが、もうチュートリアルは終わっています。レグというチートだけではなく、アビスの本気が牙をむくこのモードでは1層からして勝手がHELLO ABYSS とは異なってきます。

何度も冒頭でお話しましたが、DEEP IN ABYSS モードでは以下のような成約が存在します。

  • レグがいないため道中で勝手に敵を倒してくれる味方がいない
  • レグの腕がないためロープは自前で用意する必要がある
  • 武器耐久値があるので無計画に敵を倒しすぎると詰んでしまう。
    • 敵を倒さないと食料が手に入らず、食料が無く空腹度ゼロだと帰還できなくなってしまうため

それに加えて敵の数もHELLO ABYSS より容赦がないように感じられ、画面外から敵がどんどん湧いてきたり、ロープや崖登りをしていると虫が湧いてきて集団で攻撃してきたりします。

・・・とはいえまだ1層で、そこまで強い敵や嫌らしい敵も出てこず、最大の敵は重力となります。HELLO ABYSSモードで一通りの操作方法は習得したとはいえ、まだまだプレイ時間4~5時間の状況では操作も覚束なくてよく転落死を繰り返していました。

転落死といえばラウルくんですが、おそらくプレイした人なら大体ラウルくんより先に1回は転落死してるんじゃないんでしょうか?と思うとゲーム開始と同時に即死したラウルくんですが、ほとんどのプレイヤーはラウルくん以下ということになるんじゃないんですかね?

もちろん私もそうです。

 

いきなりラウルくんが死んじゃったので、本作オリキャラの同期4人のうち主人公以外はみんな死んじゃうんじゃないかと恐れていたのですが、まあ結論から言うとティアレくんは色々あってダメでしたがドロテアちゃんは生き残ってくれて良かったです。

その代償かは分かりませんが、ドロテアちゃん中盤以降はずっと空気だったんですよね・・・もっとドロテアちゃんと一緒に探掘するイベントが欲しかった・・・

ラウルくん転落死から本格的なアビスの冒険が始まりまして、1層をメインに探索していくのですが、HELLO ABYSS 時代は無計画にロープを使って上り下りしていたのを、まだ序盤でお金もなくロープも少ない頃だったので、極力ロープを使わないように探掘をしていたたのと、先述の色々な要因からかなり大変に感じました。

それとHELLO ABYSS は一度潜ればもうオースの街には戻ってこないのですが、DEEP IN ABYSS ではある程度遺物を回収して地上に戻り換金、再度潜って遺物回収というのが基本的に流れになります。そして潜るよりも登る方が上昇負荷を食らったり、スタミナ消費も下りより登る方が消費するので崖によっては下れても登れない箇所もあるので、強引に下ってしまうと戻るときに大変苦労するケースも有りました。

そしてこの先長い間お世話になるデチュアンガさんとも赤笛時代に知り合いましたね。この時はまだ金払いの良い人だったのですが・・・

この後もジルオくんと一緒に短掘したり、ティアレくんが失踪してしまったりとトラブル続きだったのですが、1層の探掘にも慣れてきたころについにジルオくんから蒼笛昇格試験が出されます。

そんな1層のお相手がこちらの干渉機くん

原作だと6層よりお世話になって、会話ができるしどちらかというと味方寄りなのですが、ゲームだと意思疎通もできず見かけるなり襲ってくるキラーマシーンとなっております。

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そしてこいつが意外と強く、動画だとあっさりと倒しているのですがここに至るまで何回かリトライをするハメになってしまいました。

最終的には遠距離攻撃が有効と調べて分かりまして、矢を調達して撃ちまくりなんとか撃破しました。

それでもって赤笛は卒業し、2層に潜ることができるようになりました。

10月16日にプレイ開始をしまして、蒼笛まで昇格したのは10月26日。プレイ時間大体10時間くらいだったと思いますが、実時間では10日程度で赤笛パートを突破することができました。

蒼笛編

最大の敵:地形

蒼笛になったとしても出来るアクションが増えるわけでもなく、冒険は赤笛時代と同じように進んでいきます。

ただ、一番大きいメリットとしてはファストトラベルが解禁されるようになります。

蒼笛になった段階では2層の入口までの移動しかできないため、1層にいる間に1層入口か2層の入口に移動するかしか選べないのですが、これによって長い1層の道のりをスキップ出来る様になるため冒険が楽になっていきます。

そして2層の入口にはロープの原料を落とす敵が複数出現するので、ここで狩りを続けているとロープ問題は大体解消されるんじゃないかと思います。

ただ、原作の読者には分かるかと思いますがこの2層にも強敵が潜んでおりまして、それがナキカバネです。

こいつがロープを落とすザコ敵がいる辺りを徘徊していまして、ザコ敵狩りに夢中になっていると上空から攻撃されてあっという間に逆に狩られてしまうなんてことも何度もありました。

とまあ圧倒的な火力を持つナキカバネなんですが、出没エリアは限られていて決まっているので、該当エリアさえ気をつけていればそこまで驚異ではありません。

じゃあ最大の敵に書いた「地形」とは・・・それはもう少し進んだ逆さ森がかなり迷路になっていまして、迷いやすいからある意味最大の敵ということになります。

まあこのエリアはHELLO ABYSS でも探索はしたのですが、慣れない内は迷ってしまうエリアとなります。

ちなみにこの辺りにはインビョウと呼ばれる猿みたいな石を投げてくる原生動物がいるのですが、基本的に手の届かない所から攻撃してくるので遠距離攻撃じゃないと攻撃が当たらないですし、手の届かない所にいるということは死体も回収できない。即ち弓矢を消費する割に得られるものが無いしょっぱい相手なので基本的には相手にはせずほぼスルーしていましたね。

ただまあイベントで戦う必要があったときには、矢の消費を抑えるために毒矢を一発ずつ撃って、後は毒で死ぬのをひたすら待つとか非常に泥臭いことをしていました。

でもこんなグダグダの戦いがマルルクちゃんに見られていたとはねえ・・・

・・・そう、ここは監視基地。つまりはマルルクちゃんに再び会えるのです!

そしてDEEP IN ABYSS でも可愛いマルルクちゃんと話し、続いて相変わらず手厳しいオーゼンさんと色々お話しまして、原作でもオーゼンさんアビスで油断しないように厳しいこと言ってるツンデレなんだか単に口悪いんだかよく分かんないんですが、ミランダ相手にも凄い毒舌節を披露してくるので単に口悪いだけ何じゃないんですかね。

その後は一度オースの街に戻りますと、ジルオくんから月笛昇格クエストが出されます。

もう一度2層の天上瀑布に潜りまして出てくる2層の干渉機を倒すのが月笛昇格の試練となります。

ちなみにこの時点では2層のファストトラベルは無いので、この時点の実力だと逆さ森を行ったり来たりするのは迷いやすくて正直一回やる気を無くしかけてしまいましたw

そして2層のボスとなりますが、1層の干渉機は結構強かったのですが、2層の干渉機はそこまで強くはなかった印象ですね。正直どんな行動をしていたのか忘れてしまうくらい印象が薄い相手でした。

とまあ月笛になると一人前の探窟家として扱われ、一気に3層と4層に挑めるようになります。そしてジルオくんとミランダの関係も先生と生徒から、先輩と後輩へと変わる訳で、ここがちょっとグッと来ましたね。

月笛昇格はリアル日付だと11月4日なので、蒼笛になってから大体8日くらいでここまでたどり着くことができました。

・・・さて、ここからがDEEP IN ABYSS の本番となります。

月笛編

最大の敵:イワアルキ

3層は最大の難所です

原作を読んだときにはさらっと流される3層なので、プレイする前は巨大な大断層を時には横穴を進みながらもひたすら降りていくだけなのかな?と思っていたのですが、待ち構えていたのは本作最大の難所でした。

どの当たりが難所なのかなと分析したのですが、大体以下の5つに分けられるんじゃないかと思います。

難所要素1:目標がアバウト

これは3層に関係なく月笛全体に言えることなのですが、今までは細かく目標が指示されており、指示通りに行動していれば次に進めたのですが月笛になると一気に「3層を探索せよ」などと大まかな指令しか与えられなくなります。

実際には潜っている最中にイベントが起きたり、最深部まで行くと干渉機くんがひょっこり姿を表すので倒すと次に進めるのですが、最初のうちは明確な目標を失うことに戸惑うかもしれません。まあ難所というか慣れの問題かとは思います。

ちなみに月笛になると3層の入口までファストトラベルが解禁されるので、迷いの森・・・じゃなくて逆さ森はスルーできるのは嬉しいのですが、それより何十倍もキツイ迷宮が待ち構えていますので、今後4層に行けるようになっても3層を縦断するのがめちゃめちゃ大変です。

難所要素2:マドカジャクの襲来

大断層の外壁部分は非常に明るくて行動しやすいのですが、大型原生生物であるマドカジャクが突如襲来してきて一撃で殺されてしまいます。

2層のナキカバネの場合は地上を歩いているときに襲われるので逃げやすいのですが、マドカジャクの場合崖捕まりの最中なので避けることも難しく、狙われたら最後大体殺されてしまいます。

というわけで一旦マドカジャクにターゲットにされるとこんなあっさり殺されるんだよってのはこちらの動画を見れば分かるかと思います。


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突破方法は・・・危険ポイントを迂回するか、後は毎回襲ってくるわけではなくエリア切り替えをするごとに一定確率でマドカジャクが出てこないパターンもあるのでエリアを行き来する手もあります。

ただ、エリア切り替えをすると満腹度が減っていくのでやみくもにエリアを切り替え続けるのは難しいでしょう。

難所要素3:害悪ポケモン イワアルキ

本作最強の敵です

ラスボスと言っても過言ではない

マジでこいつが害悪です。今まであまり話していなかったのですが、本作のゲームバランスはちょっとぶっ壊れてる所がありまして、一部は度し難いアビスを演出しての高難易度設定がされている所もあるのですが、鬼のような敵の出現率は度し難いを通り越して理不尽の域に達しています。

特にこいつは高い攻撃力。ゴキブリ以上の繁殖力と狭く暗いフィールドで大量にPOPして無慈悲に攻撃を加えてくるので、足音が聞こえたら最後あっという間に集団で襲いかかれて抵抗するまもなく殺害されることも多いです。

特に別の作業をしてたりすると背後から湧いてきて攻撃されるので凄まじい勢いでプレイヤーのヘイトを買う害虫です。本作を本当にプレイしたかどうか見分けるにはイワアルキについて尋ねれば一発で分かるんじゃないんですかね?

ていうか〇〇編最大の敵って各章で付けてますが、これはイワアルキの害悪さを紹介したいから初めたようなところありますからね。正直このイワアルキ以外は取ってつけたような敵です。それくらい害悪ポケモンってことですね。

難所要素4:高低差があり、暗黒のフィールド

ローディング画面に見えた?残念!普通にプレイ画面です。

暗闇でよーく見ると中央にかがんだミランダが見えてきますが、特に暗いところで明かりをつけないとこれくらい暗い場所もウヨウヨあります。

当然ライトは必須なのですが、ライトだけでは遠くまでは見通せない。更に今までの1層・2層は横に広く、2層の逆さ森では上下移動もあって迷いそうな所もあるのですが、3層はそれの強化板ですね。

ほぼ上下移動な上に真っ暗闇で入り組んでいる。そして狭くて害悪ポケモンは刺客から湧いてきて無慈悲な一撃を与えてくる・・・というまさに地獄のようなフィールドとなっております。

そんなわけで一応地図はあるのですが、二次元平面しか表現できない地図はあってないようなもので、直線上はすぐ隣でも迂回して高いところまで登らないと進めないなんてケースも普通にあります。

難所要素5:食料の現地調達が困難

2層でもちょっと現地調達は難しいところはあるのですが、3層になると塩をいくら持っていても役に立たない所があります。何せイワアルキは固くて倒しにくい上に空腹度回復する素材を得られず、食料調達に適した生物がほとんどいません。

非常食として無害なネリタンタンを倒すという手もあるのですが、やっぱり耐久値が高いので、武器の耐久値がガリガリ削られてしまいますのでやっぱり最終手段ということで、基本は3層に潜る前に食料を予め用意してから潜ることになります。

このどれくらい食料を用意するか?が3層以降は頭を使う所でして、あまり大量に持って行き過ぎても重量を圧迫してしまうので遺物を回収できなくなるし、かと言って少なすぎると途中で帰還ができなくなってしまいます。

ただ、このバランスを考えていくのも探窟をしているという感じが出てきて個人的には楽しいところでもありました。

原作だと嫌煙される行動食4号ですが、実は軽くて満腹度が回復するスーパー食品なのですが、この時点では入手できる機会が限られているので最後の最後の手段のお守りとして持っていくアイテムですね。

まあ結果論ですが黒笛になればバンバン手に入るので、過度に大切にしすぎる必要もないでしょう。

 

他にも3層には突然原生生物の胃袋に落ちるトラップとか危険な箇所が沢山ありまして、難易度が2層と比べて跳ね上がる上に面白いイベントも少ないエリアではありますが、4層に行けばリコとレグのイベントも出てくるので頑張って乗り切って欲しい階層でもあります。

ちなみに3層の最深部で一回閉じ込められイベントはあるのですが、その後3章の干渉機を倒してしまえばすぐに4層に向かうこともできます。

4層に向かったからと言ってファストトラベルが開放されるわけでも無いのと、4層とリコとレグのイベントが始まると地上にはしばらく戻れなくなるので、一旦オースの街に戻ってから干渉機に挑んだほうが良いでしょう。

まあ、干渉機事態は近接攻撃で倒せますし、攻撃も激しくないのでそこまで苦戦せずに倒せるはずです。イワアルキを乗り越えられてたどり着けたプレイヤーなら楽勝でしょう。

ちなみに3層の干渉機を倒したのは実時間では11月28日。途中嫌になってマルルクちゃんのイベントしてたというのもあるのですが、11月4日から20日以上も3層だけでかかってしまうという本作最大の難所でした。

ここで中間の笛を挟んでも良さそうなのですが、月笛パートは非常に長いのでそのまま4層攻略となります。

まあ、地獄の3層を攻略できたのであれば4層は楽しく突破できるでしょう。

4層に潜ると下痢になったリコと出会いまして、薬草を渡すとレグを探すクエストが始まります。

ちなみにこのリコとレグのクエストはスルーしてもストーリーは進められるらしいですw

まあ、せっかくここまで来たので進めない手はないのですがね。

しかし、ゲーム版と原作の主人公それぞれが並ぶというのは感慨深いものがありますよね。しかも片方は自分の分身のような相手ですし、というのもありますがミランダとリコが二人っきりで冒険するっていうのも百合の波動を感じてすごく良いです。

そして久しぶりのサポートキャラということで戦闘も楽に・・・楽に・・・楽になりません!!!

そもそもリコ先輩弱いし、サポートキャラ特有の敵を見つけたらバーサーカーのように襲いかかるんだけど、5層の敵は大体強力だから目を離した好きにあっという間にやられちゃるリコ先輩・・・可愛いです❤

そんでもってゲームのバグなので仕方ないんですが、上の画像のようなポーズでよく固まります。まあHELLO ABYSS でもレグがよくハマってたもんね。

結構長いクエストでして、なんと道中全部の武器の耐久値が限界を迎えて壊れてしまいまして、武器が全くない状態で強制イベントバトルに突入するハメになってしまいましたwww

どうやって突破したかなんですが、今更やり直すのも嫌だったのでひたすら逃げてはリコ先輩が復活するのを待って、リコ先輩に攻撃するを繰り返してなんとか突破することができました。

ちなみにこのクエスト完了後に「ウロコ傘」と呼ばれる攻撃力1の武器が報酬で貰えるのですが・・・

これが最強武器なんだなあ...

どういうことかというと、こいつは攻撃力こそ皆無なのですがミランダの基礎攻撃力のおかげである程度のダメージは敵に与えられるのと、真価としては武器耐久値が異常に高いので今後の探窟では異なる種類の武器を無駄に色々持ち込まなくてもこのウロコ傘と強い武器を1本ずつ持っていけば事足りるようになります。

これを手にすると4層だろうがアビスの冒険がグンと楽になるので、是非ともここまで来たらリコ先輩のイベントを最優先で消化しましょうね。

ちなみに、原作ファンならご存知の4層の強敵といえばタマウガチことタマちゃんですが、確かに一つのモンスターとしては本作最強クラスの強さを誇るのですがそこまで驚異ではありません。

この強さと脅威度が比例しないのがまた面白い所でして、確かにタマちゃんは索敵範囲は広くて見つかると超高速で間合いを詰められて高火力攻撃であっという間に殺されるんですが、そもそも出現できる場所が決まっているのと、縄張りにこちらから入らないと攻撃されないタマウガチ方式なのと、頑張ればギリギリ縄張りを回避できる。

あとは4層なので最悪伝報船をタマちゃんエリアの手前で使えば最悪殺されてもやり直しが聞くので、イワアルキやマドカジャクのように神出鬼没ではないのがそこまで驚異では無くしてくれるポイントなのかなと思います。

一旦リコ先輩のクエストをクリアすると、黒笛昇格試験が始まりまして、今まではジルオくんが試験監督(?)だったのですが、もうジルオくんの一つ上の位なのでどうするのかな?と思いきや、ハボさんが黒笛を推薦してくれる事になりました。

原作でも序盤やオースの街が映るシーンではちょくちょく出てくるハボさんですが、ゲーム中でも序盤の頃から面倒を見てくれてまるで頼もしい親父のような存在です。

ちなみにこの頃になるとドロテアちゃんも400mに潜れるようになったりと、成長した描写が見れるのがちょっと嬉しかったですね。本作で一番可愛いのはドロテアちゃん・・・いや、マルルクちゃんに続いて2番目ですね。

ジルオくんも先生から先輩へ・・・という話はしましたが、ベルチェロ院長終始高圧的な態度ではありますが、上のランクに昇格するにつれてミランダが別の孤児院に移籍したり、独立するのを恐れてあの手この手で引き留めようとしてくるのが面白かったです。具体的にどんなことを言ってくるかはぜひプレイして確かみてみろ!

話を戻しまして、いよいよ四層の干渉機とのバトルです。

・・・と、言っても奴は干渉機の中でも最弱・・・

動画を見てもらえれば分かるのですが、確かに耐久値は一番高く強力な遺物ピッケルで攻撃しても全然攻撃が通らないのですが、反面攻撃はワンパターンで何回か見切ってしまえばダメージを食らうこともまず無いので安全に攻撃することができます。

事前に情報とを入れていたとは言え、こちらの動画が初挑戦なんですがそれでもサクサク倒せてしまいました。


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こうしてついに黒笛を獲得することができました。

クリアしたのは12月3日なので、なんと4層到達から5日で黒笛までたどり着いてしまいました。こうしてみると3層がいかに難関だったかがよく分かりますね。

黒笛編

最大の敵:バック重量

ついにジルオくんを超えてハボさんに並ぶ黒笛にまでなることが出来ました。

黒笛になるといよいよ5層入口までのファストトラベルが解禁されるようになります。同時に4層入口までのファストトラベルも解禁されるので、4層の探検はここからが本番だったりします。

5層は強力な遺物も沢山眠っているのですが、移動するだけで満腹度の70%やら80%を持っていかれる箇所も多々あるので、強力な装備を揃えるまでは気軽に5層はまだまだ探掘はできないので、基本は4層で食料と遺物稼ぎをしながら5層のストーリーを進める形となります。

深層4層での焼き鳥の作り方

先程月笛チャートにて、3層より深部では食料の現地調達は困難とお話したのですが、実は例外ポイントが4層にはありまして、それが「浮遊岩石郡」「発光水晶谷」のエリアです。

やり方としては簡単でして、このエリアでは主人公の周りをササリが頻繁に飛び交ってまして、そいつがこのエリアにある即死ビームに触れると勝手に死んでいってくれるんですね。

それで、先程お伝えした通りこのゲームにおいて敵のポップ率が異常なので、死角を作った状態でビームのそばで放置しておくだけで焼鳥の山が量産されるという簡単な仕組みになっています。


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もうこの頃まで来ると普通にラフィーの店で硬い肉を大人買いして、硬い焼肉を大量生産しても良いのですが、少しでも費用をケチりたい人はこんな手段もあります。

話をストーリーに戻しますと、深層5層の敵は基本的に超強いので全逃げでいいので上のような手段で作った食料を25個くらい抱えて前線基地を目指します。特に初回アクセス時には貧弱な装備だと移動のたびに満腹度がえげつないくらい削られるので、硬い焼肉だったら30個くらい持っていっても過剰ではないくらい必要になってきます。

前線基地では綺麗なボンドルドが出迎えてくれますので、彼の指定する遺物をひたすら採掘していくことになります。

私は前線基地の隣の砂氷地帯2で遺物を集めましたが、一旦帰還した上で入口近くや少し進んだ久遠の庭でも発掘ポイントが何箇所かあるので、そこで指定された遺物を稼いではオースの街に帰還を繰り返すといいかと思います。

ちなみに前線基地にはこの時期だけプルシュカに出会うことができます。

スーパー原作ネタバレですが、てっきり今作でもプルシュカを白笛にしてラストダイブするのかと思っていたので、ゲーム中では最後まで綺麗なボンドルドに無傷のプルシュカだったのは嬉しい誤算でした。

それでボンドルドが指定する遺物を集めると即バトルとなります。

・・・と言ってもラストダイブにふさわしい力量かを見極めるものなので、本作のボンドルドは本当に綺麗なボンドルドです。

そしてその後はとある人物と最後の戦いをしてラストダイブに望むわけなのですが、誰と戦い、誰の白笛でラストダイブするかはぜひその目で確かめて見てください。

ゲームの核心を突くネタバレなので控えますが、序盤からの付き合いであった彼との最後の戦いはなんとなく予感はしていましたが、止めを指すシーンは切なく感じましたね。

というわけで冒頭で出したシーンに繋がり、ラストダイブを成し遂げることができました。

現実時間では12月11日にクリアと、黒笛獲得から約一週間でラストダイブを達成できました。

HELLO ABYSS ではゲーム中にスリープしちゃってプレイ時間が爆発しちゃったのですが、こちらではスリープで放置しないように辞める時はタイトルに戻る癖を付けていたので正真正銘約38時間でラストダイブまで達成することが出来ました。

さて、長くなってしまいましたのでこれで本作のレビューはおしまいにしたいと思います。

メイドインアビスをクリアするまではプレイするのを我慢していたポケモンSVがこれで思う存分プレイできますので、こちらもクリアしましたらレビューしたいと思います!

それではまた来年お会いしましょう~!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・とはいかないんですね。

まだ裏ボスが控えています

白笛編

最大の敵:デチュアンガ

ラストダイブを成し遂げてもミランダの冒険は終わりません。

一度ラストダイブを達成するとラストダイブ時の装備・アイテムのままオースの街に戻ってきてしまいます。

そして一度ラストダイブをすると白笛となり、最後の要素がすべて解禁されます。

白笛になってからもフリークエストは無数にあるので全部消化するのはとてもじゃないけど無理なので、ここは一つ目標を以下の3つに絞りました。

  • 最強武器・防具を手に入れる
  • レグ目線のサブクエストをクリアする
  • 裏ボスを撃破する

裏ボスについては白笛後に挑戦できるデチュアンガさんと、月笛になった段階で挑戦できるオーゼンさんの二人がいるのですが、オーゼンさんの方が多分強いんじゃないかと思います。

ただオーゼンさんはあくまで腕試し的な相手なので、ストーリー的にはデチュアンガさんを倒すと締まりが良いという理由で、デチュアンガさん撃破を第二の目標として最後一踏ん張りしてきました。

最強武器・防具集め

デチュアンガさん攻略にあたっては、こちら側の装備も万全にしておく必要があり、現時点での最強武器を集めるための最後の探掘を始めました。

基本的に最強武具である遺物のXX・特質はレア遺物を5層で発掘した上で、既存の武具を改造する必要があるため、ひたすら5層に潜ってレア遺物を集めていきました。

4層は稼ぎポイントがあるので比較的稼ぎやすいのですが、5層はまとまったポイントがないので道中を進みながら地道に回収していき、前線基地までたどり着いたら戻るほうが時間がかかるので、そのままラストライブしてオースの街に戻る方が効率が良いです。

とはいえ、そこまで大変でもなく大体5周くらいラストダイブを繰り返せば改修に必要な遺物を集めることができます。ただ、「遺物の銃・特質」の改修に必要な回転不細工だけは何度5層で探掘しても出てこず心が折れかけたんですが、調べたところ出てくるのが5層ではなく4層でしたw

そんなわけでそこまで苦戦もせずに帽子以外は遺物特質シリーズで武器・防具を固めることが出来ました。

ちなみに帽子だけハボさんの帽子なのは、遺物シリーズに匹敵するほど耐久値が高いためです。

レグサブクエス

こいつは4層で受けたリコ先輩のサブクエストのレグサイドなのですが、出会っていきなり初めましてと言われてしまい面食らってしまいました。

ちょっとだけとは言え4層のクエストの最後にレグともちょっと顔合わせしたんだし、記憶喪失にでもなっちゃったのかと思いましたよ。

ところがリコ先輩にまでキミ誰?って言われてしまいびっくりしちゃいました。

どうやら4層のクエストとは別の世界線的な感じで進んでいまして、同じイベントのリコ視点・レグ視点それぞれから味わえるという感じみたいです。

いくら任意とは言え、ほとんどのプレイヤーはリコ視点でクリアしているわけでして、突然パラレルワールドに突入しちゃうのはプレイヤーとしては面食らっちゃうので勘弁してほしかったですね。せめて片方のイベントを始めるともう片方のイベントフラグが消滅するようにして整合性を保ってほしかった・・・出来れば別のイベントということで両方イベントを受けても違和感ないようにして欲しかったです。

デチュアンガ撃破

いよいよラストの目標となります。

とは言え事前準備は最強武具集めの段階で完了しているため、後は決戦に挑むだけとなります。

デチュアンガ撃破の様子はYouTube Liveで配信しておりまして、こちらが当時のアーカイブになり、20分くらいからデチュアンガ戦が始まります。


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見てもらえれば分かるのですが、さすがは裏ボスということで最初は猛攻が激しいためまともにダメージを与えられず、何回か死んでようやくある程度距離を取るとボースしか撃ってこなくなることが分かり、ボール攻撃なら避けつつ回復したり遠距離攻撃が入れられるため基本的には遺物の銃で遠距離攻撃してチマチマダメージを与えていく作戦で進めました。

ただ、せっかく遺物のピッケル特質を取ったので活用したいなと思い、一回欲をかいて近距離戦に切り替えたら手をやられ攻撃できなくなり、逃げようとしたら足をやられて逃げられなくなり為す術もなく殺されちゃいましたね。

とは言え何回か挑み続けるとコツも掴めるため、挑戦から大体30分くらいで撃破することが出来ましたのでそこまで難しいわけでもないでしょう。

撃破後に再度ラストダイブを済ませ、これで正真正銘完全クリアとなります。

セーブ画面を見てみると星が2つに増えていました。

・・・というわけでこれにてメイドインアビス闇を目指した連星も満足するところまでクリアすることが出来ました。

ちなみにクリアタイムは42時間なので、ファーストラストダイブ(?)から5時間くらいまでサクッと裏ボス撃破まで行けるので、白笛まで辿り着いた探窟家ならばぜひここまで目指してみましょう!

それでは今度こそ、またお会いしましょう~