ヒラリラーのブログ

ゲームレビュー・旅行記ブログです

FF7R

※この記事はAutoPagesで書いた記事の移植版となります。

いよいよこのゲームのレビューを書く時が来てしまいましたね。
FF7のオリジナル版というのは自分にとってはただのゲームではなく、人生とまでは言わなくてもゲーム観に大きな影響を与えた一作でした。
小学生時代はポケモンのバグ技を求めてPARで改造をひたすらしていたキッズであった私ですが、中学に上がり初めてFF7をプレイして、ゲームが単なる暇つぶしや娯楽ではないと気付かされてくれましたね。まあその前もポケモンのバグ技求めて怪しい友人情報やネットのガセ情報に熱中していたので単なる暇つぶしという訳じゃなかったのかもしれないですが、それでもそれ以前にはポケモンを沢山集めるとか、強いポケモンを育てるとかゲームシステムにしか興味がなかったものを、初めてストーリーが面白い・・・!と感じた一作になります。
そのおかげでFF7をクリアしたあとにはFF1、2、3、4、5、6、8、9、10、12とやり進めるきっかけにもなった初めてのFFだったわけです。
・・・まあそんなどうでもいい思い出話はさておき、本編の方に移っていこうと思います。

 

全体を通して

ストーリーと言うか全体的なリメイク1作目については、よくここまで細かいところまで作り込んだなあ・・・という称賛と同時に、ここまで作り込まなくていいからもう少しストーリーを進めてほしかったですね。
FF7無印をプレイした人はわかると思いますが、原作では数時間で突破できるミッドガル脱出までをやりこみながらプレイすれば50時間くらい遊べるボリュームに仕上げています。
ただし、このボリュームについてもあくまでも分作として考えた場合。単品のソフトとしてはサブクエストなどの要素では無印FF7FF10の足元にも及ばないレベルで、FF13とどっこいかなー程度のものです。ゲームの解像度が上がって作り込まない背景とかにコストや時間を取られてしまう以上、やみくもにクエストを増やせないというのは分かりますが、それでもクリア後はもうちょっとクエストの数を増やしてほしかったな、あとはもうちょっとミッドガルの色々なところを自由に散策できるようにして欲しかった・・・ってのがあります。クエストについては「バトルについて」でもう少し深堀りしていきますね。
グラフィックス・世界観について
こいつはもうOPから度肝を抜かれてしまいましたね、オリジナル版も歴史に残る格好いいOPだったのですが、リメイクでも全体的な流れは同じで高速道路など細部まで書いてくれてたのが良かったですね。操作できるようになってすぐの段階でも壱番魔晄炉の駅や路線図がこのような書き込みっぷりですし、神羅や関連企業、その他広告もかなりのリアリティっぷりである。


路線図マニアとしてはミッドガルの域外まで伸びている路線はカームまで繋がっているのか?とか都市境界の検査はIDスキャンのみでボディチェックとかないのか?とかそのへんも気になってしまいますね。あとミッドガル自体はそこまで広い街でもないのに急行とか優等種別あるのも気になるし、一番気になるのが壱番魔晄炉駅1面1線の行き止まりで機関車牽引列車なのにどうやって機回ししてるんですかね?最後尾は見えなかったのでもしかしたらプッシュプルかもしれないです。

全体的に標識とか広告とかも半分英語半分日本語なのでどういう言語形態になってるんでしょうね。ウータイとかは日本風ってか中華風なのでそちらの文字も融合しているかもしれないですね。FF10だとエボン文字とかアルベド語とか言語や文字から結構オリジナルな雰囲気を出しているのでそれっぽさがあるのですが、それからみるとテキトーさが出ていて、まあそれもFF7っぽくていいかな・・・という気持ちにもなります。(アルベド語もまあ本質的にはひんたぼ語みたいなもんなんですがね・・・)

プレート上層の高さもオリジナル版では50mだったのに、リメイク版では300mにパワーアップ。東京タワー並の高さになったおかげで6章で追加された鉄骨渡りではその高さがよく味わえます。しかしこうしてみるとスラムってほんと低層住宅ばっかですよね。神羅はスラムを放置してるって言ってたけど、限られた土地の中で無法地帯が生まれると九龍城砦みたいに高層スラムになりそうな気もするんだけど、ミッドガルは結構広いから横に伸びてるか、高さ規制でもあるんですかね?スラム住民のことをなんとも思ってない割にはスラムの太陽って名前の巨大照明装置を等間隔で取り付ける神羅も律儀と言うかなんというか・・・


オリジナル版プレイしたときにはミッドガルって横方向にも隔壁があって密閉されているかと思っていたのですが、リメイク版プレイしてみると横方向の壁はないので日光とかも夕日とか朝日なら入ってきそうですよね。完全に密閉されて一つの巨大建築物になると私の大好きなアーコロジーになってしまうわけです。

オリジナル版と同じ構図で見せてくれる神羅ビル潜入イベント
スチームパンクな町並みとか好きなので、七番街スラムとウォールマーケット、神羅ビルはずっと興奮しっぱなしでしたね。

神羅ビルで特に興奮したのが63階にある市長室兼図書室で、いつかこんな空間作ってVRで動き回るのが私の夢です。ここに限らず62階にあるリフレッシュルームや手前にあるガラス張りのオフィスもリアリティあってとても良かったですね~

ストーリー・キャラクターについて

ここから先はストーリーに関するネタバレが含まれます。

ミッドガル脱出までを描いた作品としてはほぼ100点を上げたいです。
歯切れが悪くなってしまうのはオリジナル版の面白さを知っていることと、中盤どころか序盤の終わりまでしか描いていないことによる消化不良感ですね。仕方はないのですがどんなに綺麗に締めたとしても「第一部完!」以上にはなれないわけでこれはやむを得ないですね。

それでも今までとは異なる展開を見せてくれたり、オリジナル版では死亡するはずだったキャラがちょこちょこ生き延びたりしてくれたのがやはり嬉しかったです。ビッグスやウェッジに関してはオリジナル版ですとちょっと序盤に一緒に行動してパーティから離脱してしまうパターンでしたのであまり気にならなかったのですが、リメイク版は細かい会話が増えたことや、モデリングもオリジナル版とは比較にならないくらい綺麗になったことから、(特にジェシーに)感情移入もできて、ウェッジが助かったときは安堵してしまいました。

最後のミッドガルハイウェイでのセフィロスとの邂逅についても、今後は敷かれたレールの上(オリジナル版の展開)を走るわけでなく、全く未知の世界線に入ったことが示唆されたので、もしかしたらエアリス生存ルートやクラウド完全廃人化ルート、そしてそして大氷河のスノウ(温泉嫌いの雪女)が仲間になるルートが残されているかもしれません!!!
今後に期待できる終わり方ではあるのですが、しかしながらミッドガル脱出はストーリー的にはまだまだ序盤の終わりくらいで、クリアしても達成感はあまりなかったのが仕方がないとはいえ残念でした。

各章の中にはオリジナル版には全く無かったか、ほんの少しの部分にねじ込められる展開も多く、例えば4章のバイクゲームは上層に向かうなんて話なかったと思いますし、6章のスラムの太陽も伍番魔晄炉まではIDスキャンに引っかかって列車から脱出したところは同じですが、スラムの太陽なんてものは無くそのまま直行してましたね。ウォールマーケットはオリジナル版でも大分歩き回れたのですが、グラフィックがリアルになった分リアルな夜の街を歩いている感じがしたり、男男男の館でのスクワットが断然面白くなっていたり、コルネオコロッセオが出来てたりしていましたね。まあコルネオコロッセオに関しては一周目はヘルハウスを倒してコンプリートかと勘違いしてしまいましてそのまま進んでしまったのですが・・・

列車墓場も名前だけインパクトありましたがオリジナルでは本当に列車の残骸が打ち捨てられているってだけの場所だったのですが、ホラーテイストに作り直されて一つのダンジョンとして機能していましたね。ここのボスのエリゴルでエアリス装備のストライクロッドを盗み損なってもう1周したのもいい思い出です(後述)

良かったのがその次のプレート攻防戦でして、グラフィックの向上によって死闘感が増したのと、ビッグス・ウェッジ・ジェシーについても分かっていながらも、キャラ一人一人に掘り下げられた今作ではここでお別れというのはやるせなかったですね。(まあ何人かは運命を切り開いて生き残りましたが)

しかし七番街スラム崩落後はオリジナル版ではぺっしゃんこになっていて二度と入ることはなかったのですが、今作では崩壊後のスラムにも何度か潜入しまして・・・あんな巨大なプレートがまるごと落ちてきた割には、街の原型が残ってますよね!?上の巨大なプレートが落ちてきたんだからスラムなんて、上のプレートの残骸によってほとんど跡形もないような気もするのですが、見た感じだと近くの山で噴火があって火山弾が大量に降り注いで建物がほぼ崩壊しましたって感じになってるよね。超好意的に解釈するなら落下するプレートが真っ二つに割れて落ちてきて、セブンスへヴンの周りには欠片しか落ちてこなかったラッキーなエリアだったとか・・・?

トロコンへの道

1周目のクリアタイムは大体50時間くらいでした。結構時間がかかってしまった理由としては、ウォールマーケットや神羅ビル内部が思ったより作り込まれておりかつ私の好きなスチームパンクな世界観だったのもあり細部まで練り歩いて街の人全員と会話してたりしてたからですね。あとそもそも私が要領よくないというのもあります。
・・・が、やはりトロコンへの道は険しかったですね。1周目なので徹底的にやり込む気はさらさらなく気楽にプレイはしていたのですが、それでも目についたサブクエストはなるべく全て消化してから次に進むように心がけていたために、サブクエストに関しては大半が消化していたけど、それでも残りトロフィーの達成が厳しかったですね。

一周目終了時点で残っていたトロフィーは以下の通りでした。

取得が簡単だった順に紹介をしていきます

  • バイクソルジャー

これは4章初めのバイクゲームでクラウドのHPをほとんど残してクリアし、ジェシーからキッスされれば獲得。
バイクゲームは初見だとHPの8割方削られて辛うじてクリアしてたものの、Easyに切り替えて進めるとバイクゲームの難易度も下がるし、何より何度もプレイすると勝っても分かってくるので、3度目くらいでトロフィーを獲得することができました。
18章のモーターボール戦は関係ないので、4章の方さえクリアしてしまえば獲得できるので意外と簡単に獲得できますね。

  • ジョニーのマブダチ

これも比較的簡単な方、というかジョニーのクエスト全部見たはずなんだけどな・・・って思ってたらウォールマーケット初突入時にコルネオを館に向かう前に反対方向に奇声を上げて走り去っていくジョニーを呼び止める必要があった。初見だと「なんだあいつ・・・関わらんとこ」ってなったのでアウトでした。

  • ミュージックマエストロ

これもついうっかり見逃していた系のトロフィー
14章のタークスのテーマをチャプターセレクトで取り直してコンプできました

これも楽なトロフィー、1周目で地道にサブクエストをクリアしていれば、あとはチャプター9を1回やり直して、1周目とは違うルートに入り残りのクエストをクリアすれば獲得できる。

  • 武器アビリティマスター

辛くはないがちょっと面倒なトロフィー
名前の通り、武器をコンプリートするだけでは獲得できないが必要条件としてコンプリートが必要。
こっちの場合は「シルバーロッド」「ストライクロッド」が未入手で、前者は店売りだが後者は11章のボスから盗む必要があったので大変でしたね。
しかもせっかくだしハードモードってどんな感じだろ~と、いきなりハードで挑んだために死にそうになってしまいましたw
そんなわけで初めてクリアしたハードの章は1章でなく、11章ですね。

バトルを極める系のトロフィー、てきのわざマスターは少し毛色が違う気がするが「くさい息」は未知との遭遇を取得する上で倒さなければならない「モルボル」からラーニングする必要があるので実質セットのようなもの。まあラーニングしてしまえば倒さず全滅してもいいんですがせっかくなので両方とも取得しておきましょう。
モルボル戦やプラウド・クラッド戦については後述します。

そしてここからが非常にしんどいトロフィーであった・・・

9章のラストにダンスイベントがあるのだが、クラウド・ティファ・エアリス3人には3種類ずつ衣装がある。ざっくり言うと3人×3種類の衣装を見られれば達成なのだが、こいつを見るためには9章までを3周する必要がある。
もちろん全ての章をクリアする必要はなく、ティファの衣装は3章、エアリスは8章、クラウドは9章の行動により衣装が決まるため、その章だけをやり直せばいい。おまけにハードモード攻略で一周する必要があり、しかもサブクエスト達成には9章をもう一度やり直す必要があるため、無意味にEasyで取り組む必要があるのは3章と8章だけである。それにしても3章はサブクエストを全て攻略した場合のみ衣装選択が出来るため面倒である。
他のトロフィーやハードモード攻略と並行して進めるのがオススメですね。

  • すべてを超えし者

すべての元凶
こいつはハードモードで1章から18章をクリアする必要がある。つまりハードモードでもう一周しろってことですわ
このトロフィー一つで他のトロフィー全てを合わせたくらいの労力が必要。なのでベストドレッサーとかは並行して進めたほうがいいと思います。
というわけでこいつを語るのは長くなるのでもう一つセクションを設けました。

究極兵器撃破への道
初めに言っちゃうと究極兵器は別に究極でも何でもない単なるレジワロスでしたね。
どちらかと言うとその前段階のハードモードバハムートがマジ鬼すぎました・・・

究極兵器は戦いが始まってしまえば大したことないのですが、始めるまでがとにかく大変でした。こいつと戦うためには「コルネオコロッセオ制覇」「バトルレポート制覇」「神羅バトルシミュレーターほぼ制覇」の3つを達成しないといけません。その前準備でまずはレベル上げとAP稼ぎをしました。
1周目をクリアした段階でクラウドのLvは36でして、2周目になると獲得経験値2倍・AP3倍ボーナスが付くので1周目終わるまでは育成はそこそこで、2周目始まってから育成が効率がいいですね。稼ぐのに効率のいい場所は16章始まってすぐの神羅ビルの地下駐車場で神羅兵倒してチャプターセレクトし直しが一番良くて、神羅ビルを目の前にしたバレットのセリフ聞きすぎて覚えちゃいましたねw

レベル2倍の効果は絶大で、経験値アップマテリアと組み合わせると2時間くらいずっと地下駐車場で戦ってるだけであっという間にLv50のカンストは達成できちゃいますね。ここからがFF7Rやりこみの始まりといったところでしょうか。

初めは神羅バトルシミュレーターの制覇から取り組みましたが、今までノーマルのゆとりモードに慣れた身としてはハードを初めた時は辛かったですね。特にソルジャー3rd昇進試験2戦目の「ゼネネ」が強すぎて、クラウドで挑んだときには10回以上連敗して心が折れかけちゃいました。一人で挑む戦いなのでクラウド負けたら即敗北なのですが、ゼネネは飛びかかってきて連続攻撃してきちゃうので、それで何度も敗北しちゃったんですよね
体感としては究極兵器よりもバハムートハードよりも強く、FF7Rで最も苦戦した敵でしたね・・・

最強ボスゼネネ戦の動画が残ってました


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これクラウドだとめっちゃ苦戦したんですが、バレットだと遠距離から攻撃できますし、ティファはフットワークが軽くて簡単に飛びかかり回避できるので意外と苦戦しなかったですね。
その後は特に苦戦もなく、モルボルもさくっと撃破して「てきの技マスター」「未知との遭遇」のトロフィーを獲得できました。

続いてはコルネオコロッセオ、これは対戦自体は楽勝なんですが、チャプター9とチャプター14で挑めるキャラが違うのと、結構各章の終盤じゃないと挑めないのが若干面倒でしたね。衣装回避やクエストコンプと合わせてチャレンジしてましたね。

そしてもう一つの「バトルレポート制覇」、こいつは実質召喚獣を倒せるかにかかっていまして、その中でも最強のバハムートを倒せるかどうかが問題でした。
確かにメガフレアは強力ですし、猛攻も凄まじく何度かは敗北してしまいましたが、それでも勝てないほどダメージを与えられない相手でもなく、2~3回程度の挑戦で撃破することができました。

そしていよいよ始まる「トップシークレッツ」戦。これは召喚獣4体を前座で倒した上で裏ボスまで倒さないといけない、最後にふさわしい鬼畜難易度でしたね。
何が一番鬼畜かはやっぱりバハムートになっちゃうわけですね。連戦だと途中からイフリートがやってきちゃうのが難しさに拍車をかけています。
ただ、何度もこれは負けたなーって思うくらい追い込まれたのですが、ギリギリ一人だけ生き残ったりして踏ん張れたおかげで、なんと初見で倒せてしまいました。
とはいえ、間違っても楽勝と呼べるような戦いではなく、「神々の黄昏」なしじゃもう再戦したくない相手でしたね・・・

ラスボスの一つ前が最強で、肝心のラスボスがパッとしないってあるじゃないですか?
それがこのレジワロスです。

まあ、オリジナル版のプラウド・クラッド自体もそこまで強い相手じゃないですが、どうにも裏バトルのインパクトが残ってますよね・・・
とは言え雑魚ではありません。バハムートに比べれば余裕はあるものの、気を抜いてたら一度全滅寸前になって、またあのバハムート倒さないといけないのか・・・と思いビビってしまいました。こいつはイベント戦じゃなくて負けたらちゃんと(?)はじめからやり直しですから心臓に悪い一戦です。


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というわけで神々の黄昏を獲得し、ようやくFF7Rのバトルも極めることができ・・・

たと思っていたのですが、本番はここからだったんですよねえ・・・

ハードモード攻略

今作最難関であり、最も面倒なハードモード攻略です。
とはいえひたすら退屈だったわけではなく、ハードならではのシビアな戦闘に何度も手に汗握りましたし、「もうみました」ってムービーは気軽にスキップできましたのでそこまでストレスがたまりませんでしたね。ただストーリー的には同じことをなぞってるだけなのであまり高揚感はわかず、あとムービーも初回プレイ時に1回しか見てないので細部まで覚えておらず、反射でカットしちゃうと前後の繋がりがわからなくなる場面も多々ありましたねw

ハードモードは武器アビリティの所でも話したとおり、最初から11章で進めてハードモードのあまりにハードっぷりにクラクラしてたのですが、コツを掴んでしまえば後半まではノーマルと同じような感覚で進めましたね。逆に言えばノーマルの時とはレベルもマテリアもプレイヤーの腕もレベルアップしてるので、それでも体感的には同じくらいに感じちゃうのがハードモードなのですが

ハードモードを制するコツはいかにMPを消費せずに仲間を回復できるかにかかっています。
ノーマルとは違い、ベンチでMP回復せずアイテムも使えないので神羅ボックスガチャを引く以外はMPは有限なんですよね。
ただ、HPの回復は無限に行なえます。MPを消費せずにHPを回復できるマテリアが「チャクラ」と「いのり」ですして、「いのり」なんかはエアリスが使いそうなイメージなので、バレットが祈ってパーティ全員のHP回復してるとちょっと違和感ですが、とにかくこの2つがあればMPを使用しなくてもHPは回復できるんですよね。だったら「かいふく」いらないじゃんって思うかもしれないがこの2つのマテリアには大きな弱点が存在します。

戦闘中しか使用できない。
「わざ」扱いなので戦闘中でしか使用できず、ボス敵と思わぬ死闘を繰り広げたあとにHPがボロボロだと回復する術がないんですよね。減ってるならまだしも戦闘不能状態だとHP1で復活するので次のザコ戦であっけなくやられてしまう。この時にケアルで回復するか、粘って次の戦闘始まった瞬間HP1のキャラだけエスケープしてゲージ溜まったところで「チャクラ」かは性格で分かれますよね。コツとしてはザコ敵戦ではザコ敵を一匹にしたら回復モードに移動して、あらかた回復が終わったら止めをさす習慣をつければいいですね。ストップとかスロウはMPがもったいないので基本的にはなしです。
(チャクラ)割合回復である。
チャクラは被弾ダメージの割合回復なので、残りHPが三桁で使用すると2000~3000くらい回復してくれるが、HPが7割くらい残っていると1000も回復してくれない。これがあるので戦闘終了時にみんな微妙にダメージを受けてる状態がデフォになる。きっちり満タンになってない完璧主義者は7割位まで全員回復させた上で、戦闘終了直前で「いのり」を使っておきましょう
ボス戦で火力不足
正直これが一番デカイ。ボス戦ではパーティ全員のHPがレッドになった段階だと、「いのる」だとあまり回復せず次の一撃でやられてしまう可能性がある。そんなときは全体化させた「かいふく」と組み合わせて、死にそうな局面にはケアルガを使うのがオススメ。余力がある段階で「いのる」を使っていこう。私はローテーションでエアリスにも攻撃させるようにして意図的にATBゲージ溜めて一定期間で「いのる」発動できるように心がけてました。ケアルガ連発でもMPが枯渇してしまうので、現在の戦況や敵の次の行動、残りMPを見て決めるべきですね。戦闘不能になったらレイズが必要になって余計にMP消費しちゃいますから節約し過ぎにはご用心
ATBゲージを2つ使用する必要がある(いのる)
これも主にボス戦用。攻撃の頻度が激しいと毎回ATBが2つ必要になる「いのる」だけだと回復量も相まって回復しきれない場合があるので、あくまでも「いのる」は常用の回復手段にしておくとボス戦が楽になりますよ。大ダメージを食らってピンチのときには躊躇わずケアルガ使うのが大切です。

こんな方針で進めていったのですが、思ったより苦戦するシーンは少なかったですね。
もちろん楽勝というわけではないですが、さっきも話したとおり体感的な難易度としては初回プレイのノーマルと同じくらいでした。

MP節約術を上に書いていったんですが、実際には戦闘中って少しずつですがMP自動回復するんですよね。あと道中で神羅ボックスもあるので殆どの場合ボス戦にはMP自動ほぼ満タンの状態で望むことができましたね。
まあ、一番の勝因は先にプラウド・クラッド倒して「神々の黄昏」を持っていたことですね。ザコ敵は毎回クライムハザード撃てるし、ボス戦もリミットゲージが徐々に自動で溜まるから結構リミット技放てるので、やはりこれがあるとないでは大きく変わると思います。

後半となりハンドレッドガンナーもギリギリの所ではありますがなんとか1回目で倒すことも出来ました。というか緊急モードになってからが拡散波動砲打つ前に倒しきらないと強制ゲームオーバーってのが辛い・・・

そしていよいよセフィロス戦!
このHARDセフィロス戦がさすがはラスボス!NORMALとは比べ物にならないくらいの強さを誇ります。
特に難しいのが最初15%ほどHPを削る第1フェーズまでで、この時はセフィロスクラウドの一騎打ちで望まなければいけません。ただ、ラスボスだけあって単なるPRGでは終わらせてくれない、途中のレノ戦が苦手だったのですがさすがはセフィロス、その上位互換レベルでアクション性を要求してきます。
第1フェーズでは普通に攻撃してもセフィロスにダメージを与えられず、それどころか連続攻撃の反撃にあって回復する間もなくやられてしまいます。コツとしてはひたすら攻撃を交わし、大きく飛び上がって攻撃してきたタイミングで初めて避けたタイミングで一太刀浴びせると、これの繰り返しです。このコツを掴むまで30回くらい敗北しましたw
「ゼネネ」が最強かと思ってましたが流石はラスボスの貫禄を見せつけてくれますね。

第1フェーズを突破してしまえば仲間が増えるので、一太刀浴びせるごとに操作キャラを切り替えればかなり楽にはなります。そして剣技だけではなく、セフィロスも特殊攻撃もしてくるのでようやっと通常のRPGに戻ることができるわけです。
第3フェーズまでくると3人にまで増え、さらに属性によって弱点も出てくるので比較的楽にダメージを与えられるようになります。
そして最終フェーズはカウントダウンが始まるので、ここまででリミット技とかを温存しておいて猛攻を仕掛ける形ですね。これはハンドレッドガンナーと同じパターンな気がする。

兎にも角にもセフィロスを倒し、これでようやくプラチナトロフィーを獲得です!
プレイ時間は105時間17分で、FF12TZAでトロコンするのと同じくらいかかりましたね。

おもしろ画像

 

スケールがでかすぎる注意書き
プレート落ち始めた時点でこの看板見てるようでは助からないでしょ

 

リメイク後では注文できなくなってしまった「めし処」の焼肉定食
FF15ではご飯の描画多かっただけにちょっと残念でしたね

 

オリジナル版では真面目一筋だった神羅課長もこの垢抜けっぷりよ
運命が変わったのでリストラされず終盤で仲間になる未来もあるのでは!?

こんなところで今回は終わりにしたいと思います。
FF7R開始したのが発売日の4/10なのですが、トロコンしてレビュー書き上げるまで半年以上もかかってしまいましたね・・・
実は一度クリアしてから二周目始めるまでと、プラウド・クラッド倒してからハードモード始めるまで結構間開いちゃったんですよね。更にハードモード攻略が結構単調でダレちゃってせいで、衣装コンプしたあたりでまた間があいちゃったりしてましたねw

次は「夜、灯す」プレイしてるのですが、ノベルゲーなのでおそらくこれはレビューしない予定です。結局屋上の百合霊さんも最高だったのですが、レビューはしませんでしたしね。
そろそろ積みゲーとかも崩したいので、次のレビュー作品が何になるかは次回のお楽しみで、それではまた!